ボリビアの通貨 ボリビアーノス
ボリビアの通貨はBolivianos(ボリビアーノス)と言います。
紙幣はBs.10、Bs.20、Bs.50、Bs.100、Bs.200です。
つい最近、新しい紙幣が発行され、徐々に流通し始めました。
新しい10ボリ紙幣の表はトロトロのウマハランタ洞窟、
裏にはウユニ塩湖のインカワシ島が印刷されており、
観光客にもちょっとうれしいデザインとなっています。
20ボリ紙幣の表にはサマイパタの砦が。
裏にはアマゾンの風景。
50ボリ紙幣にはコチャバンバのインカリャフタ遺跡とサハマの山が
どれもなかなか色鮮やかできれいな紙幣です。
来年は100ボリと200ボリ紙幣も新たに発行予定なので楽しみですね。
少し大きな買い物はドルで表示されいるのが一般的です。
両替はもちろん空港でも可能ですが、
市内のあちこちに両替所や両替商がいますので、
両替で苦労することはそれほどないかと思います。
また、大型のスーパーマーケットはドル払いが可能で、
レートもとても良いため、
ドルで買い物をしておつりをボリビアーノスでもらえば簡単に両替可能です。
小銭はBs.5、Bs.2、Bs.1、Bs.0.5(50センターボス)が主に使われています。
とても小さな20センターボスと10センターボスは
スーパーマーケットの買い物程度でしか見かけない単位ですが、
特に10センターボスはあまり流通していないため、おつりがなく、
レジで「10センターボスの代わりに飴でいい?」
と言われ強制的に飴をもらうことになります。
また、コチャバンバ市内のバス代金は一律Bs.1.9なのですが、
これまた当たり前のごとくBs.2が徴収されいています。
おつりを返してもらえることはほとんどなく、
丁度Bs.1.9を払わない限り、バス代金はBs.2になってしまうのです。
そんなルーズな金銭感覚は自分達が損をする場合も健在で、
小銭が少し足りないときなど、もう会うことはない相手からも、
「じゃあ貸しね!(また今度ね)」と言ってすまされることがあります。
粋だな~と思うか、いい加減だなぁと思うかはその人次第ですが、
ボリビアに観光に来た際は
どうぞあまり細かい小銭の単位は気にせず楽しみましょう!