【コチャバンバ通信】ボリビア旅行情報

南米の中心ボリビア、の中心コチャバンバにある旅行会社TAG Boliviaが発信します。。!

ボリビア国内 飛行機事情

ボリビア国内の移動は陸路、空路の2パターンあります。

 

南米最貧国といえど、近年では一般の国民も飛行機を利用する人が増えていますし、

航空会社間の価格競争で料金も手軽になってきています。

(その分、機内で出される軽食が非常に質素にもなってきていますが。)

 

1.ボリビアーナ航空 Boliviana de Aviacion

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ボリビア国内最大の航空会社はボリビアーナ航空です。

2009年から運行を開始している国有の航空会社で、

主要都市間(ラパス、サンタクルスコチャバンバ)は1日10便近くの運行があり、

好きな時間を選べるというメリットから利用する人が一番多い航空会社です。

 

また、マイアミやブエノスアイレスサンパウロマドリッドといった

近隣諸国の主要都市への直行便も運行しているため国際線の利用も便利です。

 

一方でオルロやポトシなど高地の小都市にも唯一運航しています(1日1便)。

 

2019年1月時点でラパスーコチャバンバ間の料金(最安値)は

Bs.257 (約37ドル)です。

30分で移動できることを考えると、10ドルのバスで7時間かけて移動するよりも

飛行機を選ぶ人が増えてきている印象です。

 

また、道路事情の非常に悪いボリビア国内では

雨季になると土砂崩れが起こり、バスの運行が停止されることが多々あるため、

普段飛行機に乗りなれない人も慌てて航空券を買い求めることになります。

 

HPから直接BoAの航空券を購入することが可能です。

https://www.boa.bo/BoAWebsite

 

2.アマソナス航空 Linea Aerea Amaszonas

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2005年から運行を開始しているボリビアの航空会社です。

観光路線の開拓に強く、ウユニ空港・ルレナバケ空港への就航を一番に開始、

ラパス-クスコ間の運行(1時間)は、

ボリビアとペルー両国の観光客を大きく取り込むこととなりました。

 

一時期はペルーやブラジルの様々な都市へ次々と運行を拡大していましたが、

近年は少々就航都市数が削減されています。

独占市場となっていたラパス-ウユニ間にBoAが参入、

ラパス-クスコ間にはPeruvianが参入、

とうまくいっていた新規ルートにもすぐに別の航空会社が乗り入れてしまい

料金もより安いとくれば競争を勝ち抜くのも簡単ではないのでしょう。

 

とはいえBoAが運行しない国内小都市(リベラルタなど)への地道な運行に加え、

チリのイキケやパラグアイアスンシオン

ウルグアイモンテビデオへの国際線も根強く運行しています。

 

アマソナス航空の特徴は何といっても機体の小ささ。

始めて外国人観光客がアマソナス航空を利用するときは

驚いてしまう人もいるようです。

 

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現在ではいずれのルートも50名乗りの小型機か80名乗りの中型機が運行していますが、

以前は国内小都市間では18名乗りのセスナ機も多く運行していました。

 

50名乗りの小型機も他の航空会社の機体に比べると非常に小さく見えますし、

機内は横4列で添乗員も1名のみと、小型機に乗りなれていない人は

拒絶反応を示すことがあります。

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実際に乗ってみると、乗客数が少ない分、

乗り降りも荷物のピックアップも迅速で快適です。

 

 

航空券の購入はHPから可能です。

https://www.amaszonas.com/es-bo/

 

 

3.エコジェット ecojet

f:id:Ayako-TAGBolivia:20190130061526j:plain2013年に運行を開始したボリビアの一番新しい航空会社です。

すべての国内主要都市の他、BoAが運行しない地方都市にも飛んでいます。

 

ここ最近は、若干ながらBoAよりも低価格でチケットを売り出しています。

特にコチャバンバ-サンタクルス間の最安値はBs.292(42ドル)と非常に魅力的で、

価格競争ではうまく戦っています。

ただ、便数が少ないのがデメリットで主要都市間も朝便と夜便の基本2便なので、

この他の時間帯に利用したい場合はやはりBoAを選ぶこととなります。

 

機体もアテンドもBoAと変わらないレベルなので、

ボリビア国内旅行の際は一つの選択肢としてお勧めします。

また残席があるフライトは直前で大安売りをするため、

安いチケットがあったら乗りたいな、という人はEcoJetに確認してみるといいです。

 

同様にHPからフライト検索、チケット購入が可能です。

http://www.ecojet.bo/

 

 

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ボリビアではこれまで主要航空会社であったAeroSurの倒産(2012年)、

それ以前には1925年から運行していた老舗のLloydo Aereo Boliviano(LAB)の資金不足による運営休止問題があり、

去年に入ってからはTransporte Aereo Militar(TAM)も運行を停止しています。

小さい航空会社ではありながら地方都市間を運行していたAeroconも

2015年に倒産してしまいました。

 

現在はBoA、Amaszonas、EcoJetの3社のみが国内線を運行していますが、

得意なルートで住み分けを行うなどして

いずれの航空会社もうまく運営を続けていってほしいものです。

 

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ボリビアならでは?南米ならでは??

片親が子連れで簡単に旅行できない国。

 

残念ながら人身売買や違法な連れだしが後を絶たないボリビア国内。

母親か父親の一方だけで子供と旅行する場合は必ずもう片方の親の同意書が必要です。

特に都市間を簡単に移動できてしまう飛行機の搭乗チェックは非常に厳しく、

この旅行同意書がないとチェックインをさせてもらえません。

 

両親がきちんと結婚していて一緒に住んでいる場合も同様に、

片親だけでは自由に子供を連れだすことができません。

 

15歳にもなる姪っ子が父親とその家族と飛行機で旅行をする際に

旅行同意書を用意し忘れてしまい、

(彼女の母親は外国に出稼ぎにいっているため)

飛行機に搭乗拒否された彼女一人旅行に行けなかったということもあるほど。。

 

自分の子供と自由に旅行ができないなんて不便ではありますが、

連れ去られてしまう子供たちの安全を考えると仕方がないのかな、

とも思います。

 

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