ボリビアごはん お米編
ボリビアを旅行する人の間では、
「コメがまずい」というコメントが圧倒的に多く、
どうもあのコメは食べられない。。という人が多くいます。
確かに、ボリビアのお米はインディカ米なので、かなりパサパサしていますが
インディカ米って世界どこでも食べられているお米なのだから
とりわけボリビアがまずいわけではないはずなのですが。
調理の仕方が悪い、ということかもしれませんね。。
ボリビアでは基本、油で一度炒めてから炊きます。
一緒に少量の玉ねぎや他の野菜、粒コショウなども一緒に入れて炊き込みます。
ランチのメインはいずれかの肉か魚料理+コメもしくはパスタが主流です。
この組み合わせは割と融通が利くので、
お米が苦手な人はマカロニに変えてもらったらいいと思います。
(高地だとスパゲティもまずいので、マカロニが無難)
もしくは選択が可能な場合はなるべくArroz con Quezoを頼むのもいでしょう。
これはチーズ入りのリゾットのようなもので、
パサパサしていないので食べやすいです。
このリゾット系によく使われるお米は、インディカ米とは別の種類です。
少し値段が高いのでわざわざ使わないお店も多いかもしれませんが。
見た目はジャポニカ米のように丸くふっくら。
コチャバンバではPupolarという名前で流通しています。
(別の都市では名前が違うかもしれません。)
調べてみたら、「ジャバニカ米」って言うんですね。
見た目はジャポニカ米に似ていても味はインディカ米に近いとか。
まさにその通り。
日本米のように見えるから同じかな?と思って普通に炊いてみたら
ボリビア米のご飯ができてしまった経験があります。
裏技としては、ユカ粉(ユカ芋のでんぷん)を少し一緒に炊き込むこと。
そうすると炊き立てに関してはまるで日本のご飯のようになります。
冷めるとまたパサパサですが。
ボリビアで消費されるお米の85%は自国産という調査結果が発表されました。
残りの15%はブラジルとアルゼンチンからの輸入米だそう。
標高の低い地域がお米の産地ですが、
なかでもサンタクルスにある日系人移住地でのお米生産はとても盛んです。
素晴らしいのは、ここで日本米(ジャポニカ米)が作られていること。
日系人移住地の農業組合CAISYで生産される様々な種類のお米のなかに、
あります、その名も「日本米」(ピンク色のパッケージが目印です。)
大型のスーパーマーケットに行けば簡単に手に入れることができます。
1kgの小さい袋も売っているので、
キッチンのある宿に泊まっているのであれば
旅行中にお米が恋しくなった時にいつでも食べることができますね。
この時の注意点は、高地では必ず圧力鍋を使って炊く、ということ。
(標高2500mのコチャバンバも同様)
気圧の関係で、普通のお鍋では日本米を炊くことができません。
そもそも沸点も違うのですし。。
高地での日本米の炊き方
炊き方は簡単です。(知らないとちゃんと炊けませんが)
お米を洗ってから同量の水と一緒に圧力鍋に入れ、強火にかけます。
圧力がかかってシュッシュッと強い音がし始めたら弱火に。
5分待ってから火を消します。(鍋によっては3分くらいでも大丈夫)
あとは自然に圧が抜けるまで待つだけです。
圧が抜けて音がしなくなったら蓋を開けてかき混ぜ、
また蓋をして少し蒸しておく方がいいですよ。
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食の町コチャバンバでホームステイ!
とりわけ料理上手のお母さんが作るご飯はとてもおいしいです。
旅の疲れを癒したい人、少し長めに滞在したい人、
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キッチンの利用は自由なのでもちろん自炊も可能です。
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